2013年04月

2013年04月19日

トランジスタガールなオリンパスペン

ちょっとご年配の方なら、「トランジスタガール」と聞けば、
小柄でキュートな女の子を思い浮かべるでしょう。
1950年代に、ソニーが技術開発した小さなトランジスタと、
それを使ったポケッタブルラジオから生まれた言葉です。
そのラジオは、1960年代には真空管ラジオに完全に取って代わります。

その同じ時代に、カメラの世界でも小さな美少女が生まれました。
それが「オリンパスペン」です。
2009年に亡くなられたオリンパスの技術者、米谷美久氏の開発ストーリーは
日本のカメラ史の伝説になっています。

でも私は何故かオリンパスペンには縁がありませんでした。
私の場合、最初に手にしたのがトイカメラ的なフジペットで、
その次は一足飛びに重厚な一眼レフを選んでしまったからです。
その途中で、ペンのようなキュートなデザインで、しかも写りが良くて、
おまけに値段もリーズナブルというカメラに親しめなかったことが、
ずっーと心残りでした。(やや大げさですが)

その欠落を埋めるべく、私の所にもペン(正確にはPEN-S)がやってきました。
年相応に(1960年生まれだから53歳)ちょっとお疲れのペンでした。
下の写真のようしてにあれこれ診断すると、
P4062436

・シャッターが粘り気味、そしてシャッターチャージができないこともある
・フィルム巻上げホイールが動かなくなることがある
・レンズに小さなカビがある
などでした。これでは安心して使えませんね。

でも何とか使える状態にしたかったので、教科書には出てなかったけれども、
慎重に分解し、機能を学びつつ自己流で修理することにしました。
P4072460

3日間の苦闘の末、奇跡的にきちんと動作するようになりました。
早速フィルムを詰めて walk & shoot。そのまま現像所へ飛び込みました。
結果は、結構いけると思います。
8枚選んでスキャンしてみました。

試写する時はいつもここに来る鬼子母神
鬼子母神の風景1

鬼子母神の風景2

鬼子母神の風景3

鬼子母神の風景4

千登世橋の下校風景です。
千登世橋で補導か

千登世橋下校風景1

千登世橋下校風景2

明治通りと千登世橋

若返りした美少女のために、新しい衣装(Loweproのカメラケース)も買いました。
ペンが現役の頃は、プロ写真家のサブカメラとしても活躍したそうです。
当時のプロは、国産でいえば当然ニコンFを使用したでしょうから、
私も Nikon F と Olympus Pen-S を、
どちらもロープロLoweproのカメラバッグと共に並べてみました。
P4192655
こうしてみると、凛々しい兄貴と可愛い妹が、
同じブランドの衣装でおめかししているようで、とてもかっこいいです。
...(続く

toughchan at 00:00|PermalinkComments(0)